シニア期の猫に、本当に必要な食事とは?

わたしたちが、愛猫と一緒に過ごす時間は、お互いにとって最大の癒しであり、かけがえのないものだと思います。
いつまでも元気で、少しでも長く“楽しいひととき”を共有するためにも、愛猫のシニア期に向けたケアは、少しでも早い時期から始めたいものです。
「体の老化」に対して、もっとも大切で、毎日、実践できる対策は「運動」と「食事」です。
猫も、私たち人間も含めて、「動物」は、自ら「動いて」、体の栄養となる食事を摂取して、生命を維持している「生き物」です。
食べるために動きまわり、得た栄養を細胞に取り込んで、作り出した活動エネルギーを使い、また動きまわります。
つまり、「運動」と「食事」は、表裏一体で、切っても切り離せない生命活動なので、加齢に負けない体づくりのためには、そのどちらも、不足しないようにしなければなりません。
しかし現在、シニア期の猫のために作られたペットフードには、「衰えてしまった消化器官のために。」や「運動量の低下で肥満にならないために。」などの理由から、原材料の肉の割合が少なく、糖質の高い穀類が多く使われた「低タンパク質・低脂肪・低カロリー」を謳ったものが、よく見受けられますが、はたして、それは本当に適切なのでしょうか?
まず、猫の体の構成成分は、水分が約60~70%、タンパク質が約17~20%、脂質が15%前後、残りの5%のほとんどがミネラルで、糖質は1%にも満たない割合です。
「食事」をする大きな目的のひとつは、体の中で常に行われている、ひとつひとつの細胞の新陳代謝(=古い細胞を新しい細胞に作り替える生命の維持活動)のための栄養補給なので、水分以外の体の構成成分の中で、1番多い「タンパク質」は最も大切で、量もしっかりと摂らなければならない栄養です。
そして「脂質」は、体の中で、2番目に多い構成成分であるだけではなく、猫を含めた、肉食動物にとって、効率的で持久力の高い“活動エネルギー”としても活用されるため、欠かせない栄養です。
さらに、栄養の消化吸収や代謝に関わるとされる“酵素”も、体内バランスを整えるとされる“ホルモン”も、それぞれの生成に使われる主な栄養は「タンパク質」と「脂質」です。
また、「シニア期になるほど、体の水分値が少しずつ下がってくる。」とも言われていますが、これは筋肉量の低下などに伴って、本来、体に保つべき水分が減ってしまっていることが大きな原因として考えられます。しかし“筋肉”は、体の中でも「一生、鍛えられる運動器官」とされていますので、筋肉量を減らさずに、体の水分値を維持するためにも、消化吸収の良い、動物性の「タンパク質」の摂取と、“筋肉”に適度な刺激を与える、毎日の「運動」が不可欠なのです。
Felineナチュラルは、使われている原材料の98%以上に、新鮮で安全な人間食用の肉類を使い、“生食”を加熱を極力抑えた特殊な製法でフリーズドライにしているので、栄養成分が壊れず、豊富な動物性の「タンパク質」や「脂質」が、分解吸収されやすい状態で、摂取することができます。
また、ビタミンやミネラルなどの大切な栄養素や、消化吸収を助ける酵素や乳酸菌などの善玉菌もそのままですので、健康に気をつけたい、シニア期の愛猫の体にも、優しく、しっかりと栄養が行き渡る、体のつくりに合った“生食フリーズドライフード”です。
猫は、私たち人間の心に寄り添ってくれる、特別な存在です。
しかし、その食性には違いがあり、猫は、生の肉類を主食とする“肉食動物の体のつくり”をしています。そして、その体のつくりは、一生変わることはありません。
愛猫の、体のつくりに合った、美味しく、消化吸収の良い「食事」によって、生き生きと「運動」ができる体を、少しでも長く維持するためにも、Felineナチュラルを、ぜひ、ご活用ください。