犬、猫の病気と食事の関係

第1位 「病気やケガの治療費」 【犬】57,822円
【猫】35,749円
第2位 「フード・おやつの費用」 【犬】48,772円
【猫】36,309円

■出典:犬、猫にかける年間支出調査(2015年)アニコム損害保険株式会社調べ
アニコム損保の犬、猫保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、2015年1月1日~12月31日の1年間に、犬、猫1頭(羽)へ支出した費用について行ったアンケート
※調査方法:インターネット
※実施期間:2016年2月15日~2月22日
※有効回答数:3,976

これは、アニコム損害保険株式会社が毎年行っている「犬、猫にかける年間支出調査」の内訳です。犬も猫も、第1位は「病気やケガの治療費」、第2位が「フード・おやつの費用」となっています。

近年、健康志向の犬、猫フードが注目され、一般に「プレミアム」と呼ばれるフードを与える方が増えていますが、一方で、病気やケガの治療にも決して少なくないお金を使っているのがわかりますね。

健康志向による意識の変化

同社の調査によると、犬、猫の病気・ケガにかける治療費は2014年の調査まで、年々増加傾向にありましたが、2015年の今回の調査では、前年の71.5%と、大幅に減少しています。逆に、フード・おやつに掛かる支出は、前年の101.6%と、増加しています。これは、肥満やアレルギー、肝臓病や腎臓病、糖尿病や腫瘍(ガン)などの生活習慣病にかかる犬、猫が増えてきた中で、“食事”を見直すことで対処しよう、という意識の高い飼い主様が増えてきていることを示しているのではないでしょうか。事実、理由として「フードを見直したところ、お腹をこわさなくなった。皮膚炎がよくなった」、「材料を吟味し、フードを選んでいるため」、「無添加のフードに変更した」などが見られます。

犬、猫の生活習慣病には様々な要因がありますが、もっとも重要なのは人と同様に「食事の質」です。しかしながら、情報が氾らんする今は、最適な犬、猫フードを選ぶのも難しい時代になっています。

「プレミアムフードにしたから安心!」「●●円もするフードだから健康にいいはず」と考えていても、実は、犬、猫にとって好ましくないものが含まれていることも少なくありません。「食事を変えたのに体調を崩しがち」「高いフードにしたのに食いつきが悪い」、そんな愛犬・愛猫も多いのではないでしょうか。

大切なのは犬、猫フードの“質”

飼い主様のなかには、毎日のフード代を負担に感じている方もいらっしゃるかもしれません。「できるだけ安く抑えたい」と考え、安価なペットフードを選んでいませんか? また逆に、「高いフードにしておけば安心」と考えて、安易にプレミアムフードを選んでいませんか?

フード選びで大切なのは、価格ではなく、使用されている原材料であり栄養価です。必ずしも「安い犬、猫フードは質が低い」というわけではありませんが、価格が安い、ということは必然的に原材料の質も低いという傾向にあることは否定できません。一方で、「高いプレミアムフードなら原材料も質も良く、栄養たっぷり」とも言い切れないのが現状です。

粗悪な原材料でつくられた質の低いフードを与え続けることで、体調を崩したり、病気になったりしてしまう犬や猫もいます。質の低いペットフードが原因で、犬、や猫の病気が増えていると指摘する獣医師もいます。

自宅の愛犬、愛猫が体調を崩したり病気になったりして、動物病院で治療を受けることになると、結局は高い医療費を払うことになってしまいます。これでは本末転倒ですし、犬、猫にとっても飼い主様にとっても不幸なことです。

日本中の犬や、猫が、健康でイキイキとした一生を送れますように――

家で飼われている犬・や猫は自分で“食事”を選べません。飼い主様から与えられたものを食べることしかできないのです。家族やパートナーである、愛犬・愛猫の健康と幸せを考えるなら、まずはフード選びから。価格やブランド・知名度で決めるのではなく、正しい知識を身に付け、きちんと原材料や栄養価などの成分表をチェックしたうえで“食事”を選んでくださいね。

なるほどコラムについて

K9ナチュラルジャパンの「なるほどコラム」では、毎回、犬、猫フードを中心に飼い主様にとって大切な情報をお届けしてまいります。
犬、猫の健康と、犬、猫と一緒に幸せに暮らすために、お役立ていただければ幸いです。